ギターの習い事を始めるメリット・デメリットを解説します。スクールに通ってギターを習えば早く上達できるなどメリットがたくさんありますが、そこにはもちろんデメリットもありますので、習い事を始める前に知っておきましょう。
ギターを始めてみたいと考えている方のなかには、習い事としてスクールに通うか独学で学ぶか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。ギタースクールは全国にたくさんあり、習い事として通い始める方も多いです。
今回は、ギターの習い事を始めるメリット・デメリットを解説します。楽しくギターを続けるためにも、メリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
目次
ターの習い事を始めるメリットを、6つ紹介します。
ギター教室では生徒のレベルに合わせてカリキュラムが組まれています。「このレベルであればこの練習が必要」というのが明確なので、自分で計画して何を練習するのか考える必要がありません。
初心者のうちはギターの基礎をコツコツ積み重ねていくことが大切です。カリキュラムでは超入門レベルから必要な練習を順を追って教わるため、効率的よく上達を目指すことができるでしょう。
独学で練習する際、本や動画を使って学ぶことはできますが、疑問点があっても誰かに質問することはできません。
また、主観的な視点でしか自分の演奏を捉えられない点も要注意です。間違って覚えた練習を続けて、変なクセがついてしまうこともあります。
習い事としてギタースクールに通えば、常にプロの客観的な視点で演奏を見てもらうことができます。良くないクセが付かないよう、きちんと指導してくれるので、ギターの基礎を正しく身につけられるでしょう。
土台となるギターの基礎は、上達した後も必要です。客観的な視点で見てもらいながら練習することで、上達スピードも速くなるでしょう。
ギタースクールに通えば、そこにはギターを習っているたくさんの生徒がいます。通うことで自然と仲間が出来やすいので、ギター練習へのモチベーションが保ちやすいです。
また、グループレッスンの場合は同じくらいのレベルの仲間ができるので、一緒に練習したり悩みを相談しあったりと距離も縮まりやすくなります。
プライベートレッスンの場合は一緒に練習する仲間はいませんが、スクールに通うことを通して同じようにプライベートレッスンを受けている人やグループレッスンで学んでいる人と出会う機会があります。独学で学ぶよりも仲間を作りやすいでしょう。

独学で練習している場合、誰かに自分のギター演奏を聞いてもらう機会は自分で作らない限りありません。しかし、スクールなら必ず講師に聞いてもらうことになりますし、グループレッスンなら一緒に受けている仲間にも聞いてもらうことになります。
上達すると、ライブなどイベント出演を目指す人もいます。独学だと初めて人に聞いてもらう機会がライブになってしまうため、緊張していつも通りに弾けなくなってしまうケースもあるでしょう。
スクールなら、日頃から人に聞いてもらえるため、メンタル的な準備をしながらギターを学べます。
ギターを習っていても自信がつくまではなかなかライブなどに参加しようという気持ちにはならないかもしれません。ただ、せっかく少しずつ上達しているからこそ、発表できる場は持ちたいものです。
一部のスクールではスクールごとに発表会をしているため、ライブよりも気軽な気持ちで人前で発表することができます。上達するためにも、人前に出て演奏する機会を持つことはとても大切です。
ギターを始める人はとても多いですが、実はそれと同じくらい挫折してしまう人も多いです。初心者のうちに必要な基礎の練習は地味な練習が多いため、「はやく好きな曲を演奏したい」と思っていても、なかなかそこに辿り着けずモチベーションを無くしてしまう人も珍しくありません。
スクールに通っていれば、明確な目標を持ちやすいです。カリキュラムもモチベーションを保ちやすいように考えられています。

ギターの習い事を始めることにはたくさんのメリットがありますが、その反面デメリットもあります。スクール通いを決める前にデメリットを知っておきましょう。
ギターの習い事を始めるうえでの最大のデメリットは、お金がかかってしまうことです。レッスン料やスクールに通うための交通費も必要になります。
1回のレッスン料は3000〜6000円程度が目安です。スタジオ使用料が別途必要だったり、一定以上の回数分をまとめて支払わなければならなかったりということもあるようです。
ギター本体の購入や必要な道具、弦などの消耗品とは別にお金がかかってくるため、頭に入れておきましょう。
ギターを習い事にするには自宅から通うか、仕事帰りに職場から通う必要があります。スクールの場所が近ければよいのですが、遠い場合は要注意です。どんなにスクールのカリキュラムが素晴らしくても、次第に通うこと自体が面倒になってしまう人もいます。
スクールでギターの習い事を楽しむうえで重要なのが、講師との相性です。ギター自体は楽しくても講師との相性が悪ければ、通うこと自体が苦痛になってしまう可能性があります。評判のいい先生だからといって、必ずしも自分に合った先生とは限らないのです。
最後にギターの習い事を始める際のポイントとスクール選びのコツを解説します。
ギタースクールのほとんどが体験レッスンを用意しています。体験レッスンに参加すれば講師の人柄や指導方法、レッスンの雰囲気などが実際に肌で感じられるので、必ず体験レッスンを受けるようにしましょう。
スクールに通う場合、通いやすさはとても重要です。とくに長く通いたいと考えているなら、必ず自宅か職場からアクセスしやすい場所を選びましょう。いくらいい講師がいても、あまりに通いづらい場所にあると続けことが苦痛になりかねません。
多くのスクールがレッスン料金をホームページなどで公開していますが、それ以外にもテキスト代やスタジオ使用料などお金が発生することがあります。また、入会金や更新料がかかることも多いです。レッスン料金だけでなく、全体でかかる料金を確認しましょう。
ギターを始めたときに学ぶ基礎は、上達してからもとても大切となります。しかし、練習が地味なのでモチベーションを保ちづらいです。
基盤となるものだからこそ、正しい方法で効率的にできるだけ速いスピードで学べた方が、ギターの演奏を早く楽しめるようになります。
ギターを習い事として始めると、お金がかかる点が大きなデメリットです。しかし、とくに初心者の方がギターを始める場合は、スクールに通うことをおすすめします。モチベーションを保ちやすく、ギターの確実な上達を期待できます。
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